テニス デュースとは、試合を盛り上げるルールのひとつです。
「デュースってどんな意味?」「どうやったらデュースになるの?」「ルールがややこしくて分からない!」
そんな疑問や悩みを解決します。
この記事では、テニス初心者さんや親子でテニスを楽しみたい方にも分かりやすく、デュースの意味やルール、実践で役立つポイントまでを徹底解説!
読んだあと、きっとテニス観戦やプレーがもっと楽しくなりますよ。
「なるほど!」がたくさん詰まった記事ですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
テニス デュースとは?基本から徹底解説
テニス デュースとは?基本から徹底解説します。
①デュースの意味と語源
テニスの「デュース」は、とっても有名なルール用語ですね!
デュース(deuce)はフランス語が語源で、「同点」「引き分け」という意味なんです。
英語でも「deuce」と書きますが、テニス用語として世界共通で使われています。
ゲームのポイントが「40-40」になると、どちらかが2ポイント連続で取らない限り勝負がつかない状況、それがデュース!
つまり、「あと1点で勝てない…」そんなハラハラドキドキのタイミングなんですよ。
わたしもテニスを始めたころ、「デュースって何?」と何度も疑問に思いました。
今では「勝負所の合図」みたいで、なんだかワクワクしてきますね!
②デュースになる条件
デュースになる条件は、とってもシンプルです。
ゲーム中に両者が「40-40」になった瞬間、そのゲームはデュースとなります。
例えば、片方が「30-40」でリードしていても、相手がポイントを取って「40-40」になれば、すぐにデュースに突入!
ここからは、どちらかが2ポイント連続で取るまで勝負が続くんです。
つまり、「お互いに絶対負けたくない!」という気持ちがぶつかり合う場面ですね。
データで見ると、プロの試合でもデュースはたくさん出現します。
試合レベル | 平均デュース回数(1セットあたり) |
---|---|
ジュニア | 1~2回 |
一般・草トーナメント | 2~3回 |
プロ(ATP/WTA) | 3回以上 |
「またデュースか~」っていう試合も多いですよね!
③デュースの進み方・ルール
デュースになると、ここからが本当の勝負の始まりです!
まず「デュース」になったあとは、1ポイント取った側に「アドバンテージ(略してアド)」が与えられます。
もしアドバンテージを取った側が次のポイントも取れば、ゲーム獲得!
逆に、相手がポイントを取ればまたデュースに戻ります。これを繰り返すことで勝者が決まる仕組みですね。
連続でデュースを繰り返す試合も珍しくありません。
わたしは10回以上デュースが続いた経験もありますよ。お互い「絶対に負けたくない!」という気持ちが伝わる熱い展開です!
④アドバンテージとは
「アドバンテージ」とは、デュースのあとの「あと1ポイントで勝ち!」の状態です。
サーバーがポイントを取れば「アドバンテージ・サーバー」、リターン側なら「アドバンテージ・レシーバー」と呼びます。
この状態になったら、次のポイントを取るだけでそのゲームを獲得できるんです。
でも、相手がポイントを取るとまたデュースに逆戻り。
「あと1点が取れない!」と何度も経験した方も多いのでは?
ちなみに公式戦だと「アドイン」「アドアウト」と呼び分けることもありますよ。
⑤デュースが多い試合の特徴
デュースがたくさん続く試合には、共通した特徴があるんです!
お互いの実力が拮抗していると、どうしてもデュースが増えがちです。
また、サーブが得意な選手同士や、守備力が高いプレーヤーの試合では長期戦になりやすいですね。
見ている側も、ハラハラドキドキの連続!プロの名勝負はデュースだらけなんてことも…!
データをみると、グランドスラムの決勝戦などはデュースの回数がかなり多い傾向にあります。
本当に勝負どころって感じがして、個人的にも大好きな時間帯です!
テニスの得点システムを理解しよう
テニスの得点システムを理解しよう。
①ゲーム・セット・マッチとは
テニスのスコアには「ゲーム」「セット」「マッチ」という単語が出てきます。
簡単に言うと、ポイントを積み重ねて「ゲーム」を取り、それを集めて「セット」を獲得し、最後に「マッチ=試合」に勝つ流れです。
例えば、「6ゲーム取れば1セット」「2セット取ればマッチ勝利」などルールは大会によって違います。
野球でいう「イニング」みたいな感覚に近いですね。
世界大会だと5セットマッチもあるので、長丁場の熱戦になることも!
②ポイントの数え方
テニスのポイントはちょっと変わった数え方をします。
「0」「15」「30」「40」と進んで、40を取ったあとはデュースやアドバンテージとなります。
なぜこんなカウントかというと、諸説ありますが「時計の文字盤」を使っていた説が有力なんです。
ルールを覚えてしまえば難しくないので、ぜひスコアシートや実際の試合で数えてみてください!
下の表も参考にどうぞ。
ポイント数 | スコア呼称 |
---|---|
0 | ラブ(LOVE) |
1 | 15 |
2 | 30 |
3 | 40 |
③デュースから勝利までの流れ
デュースから勝利までは、先に2ポイント連続で取った方がゲームを獲得します。
もし一方がアドバンテージを取っても、相手が取り返せばまたデュースに戻る…この繰り返しですね。
プレッシャーのかかる場面だからこそ、メンタルや集中力も問われる場面!
わたし自身も「あと1点が遠い!」と感じることが何度もありました。
プロの試合でも、1ゲームで何回もデュースが続くと観客が湧きます!
④ジュニア・ダブルスの場合
ジュニアやダブルスの場合、一部の大会で「ノーアドバンテージ方式」が採用されることがあります。
ノーアドとは「デュースになったら、次のポイントを取った人がそのゲームを取る」というシンプルなルール。
時短や進行の都合で使われることが多いです。
わたしもジュニア時代にこのルールに戸惑った記憶がありますが、覚えておくと混乱しませんね!
大会ごとにルールが違う場合があるので、事前にチェックしておくと安心です。
実践で役立つデュース攻略法5選
実践で役立つデュース攻略法5選。
①メンタルの保ち方
デュースの場面では「気持ち」が勝負を分けます!
緊張するけど、平常心を保つことで自分のプレーを出しやすいです。
呼吸をゆっくりする、ルーティン動作を決める…などプロも工夫していますよ。
ミスを恐れず、チャレンジ精神を持つことが大事ですね。
試合で緊張したら、「深呼吸」がおすすめ!
個人的には「リセットの合図」としてガッツポーズを取るのもアリだと思います!
②戦術の工夫
デュースの場面こそ、戦術の引き出しが大事です!
相手のクセやコースの狙いを読みながら、あえて意表を突く作戦をとる選手もいます。
例えば、セカンドサーブでスピンサーブを使うなど、いつもと違うプレーが効くことも。
「普段やらない攻め方」が意外とハマるんですよ。
攻めと守りの切り替えも大切です!
デュースを制した時の快感は格別ですよ!
③サーブの重要性
サーブが安定していると、デュースを有利に進められます。
とくにファーストサーブが入る確率を高めることがカギ!
プロのデータを見ると、サーブの確率が高い選手ほど、デュースでの勝率も上がります。
サーブ練習は毎日の積み重ねが大事です!
私も「ここ一番で決めるサーブ」が出せたときの快感は忘れられません。
選手名 | サーブ成功率(%) | デュース勝率(%) |
---|---|---|
ジョコビッチ | 67 | 83 |
ナダル | 70 | 85 |
大坂なおみ | 68 | 81 |
④リターンで主導権を取る
リターンもデュース突破のカギです!
相手サーブの傾向をよく観察して、先読みできると主導権を握りやすいです。
低い弾道で返球したり、強打したり、相手のタイミングをずらすのがポイント。
リターンゲームが得意な選手ほど、デュースでも流れを引き寄せられます。
私は「リターンエース」で流れを変えた経験があります!
⑤プロ選手のデュース名場面
プロの試合には、歴史に残るデュース名場面がたくさんあります!
ウィンブルドン決勝や全米オープンなど、何度もデュースが続くシーンは見ていて痺れます。
ラファエル・ナダルvsノバク・ジョコビッチ戦は、「デュース地獄」と呼ばれることもありました。
ポイントの取り合いが続くと、会場の盛り上がりも最高潮に!
ぜひ一度、プロのデュース名場面をYouTubeなどでチェックしてみてくださいね!
デュースでよくある疑問を解決!
デュースでよくある疑問を解決!
①連続デュースは何回まで?
連続デュースに上限はありません!
両者が譲らなければ、10回でも20回でも続きます。
実際に、世界記録では「37回連続デュース」があったとか!
体力も気力も限界ですが、それだけ白熱した戦いになる証拠ですね。
わたしも草トーナメントで「もう腕が上がらない…」という経験をしたことがあります!
②タイブレークとの違い
「タイブレーク」は、セットのゲームカウントが「6-6」になったときに行われる特別なルールです。
タイブレークでは「7ポイント先取」など決まった形式で試合が進みます。
デュースとは、あくまで「1ゲーム内」でのルールのことなので、混同しないよう注意です!
試合によっては「ノーアドバンテージ制」もあるので、事前に大会要項を確認しましょう。
③審判がいない場合の対応
草トーナメントや練習試合などで審判がいない場合、自己申告でデュースやアドバンテージを数えます。
口頭で「デュースです!」と宣言するだけでOK!
お互いに間違えやすいので、スコアシートやカウンターを使うのもおすすめです。
もめごと防止のためにも、こまめに確認し合いましょうね!
④ジュニアや初心者の場合
ジュニアや初心者の大会では「ノーアドバンテージ方式」を採用することも多いです。
デュースになったら次の1ポイントで勝敗が決まるので、初心者でも分かりやすいですね。
また、ルールが混乱しがちな時期は、周りの大人や審判が声かけしてあげると安心!
ルールを楽しみながら覚えていきましょう!
知っておきたいテニス用語集
知っておきたいテニス用語集。
①アドバンテージ
アドバンテージは、デュースのあとに「あと1点でゲーム!」の状態を指します。
「アドイン(サーバー側)」「アドアウト(レシーバー側)」と呼びます。
ルールによってはこの「アド」がなく、ノーアドバンテージ制となることも。
場面によって呼び方が違うので注意してくださいね!
②タイブレーク
タイブレークは、セットが6-6になった時に採用される特別ルールです。
7ポイント先取で勝利となるため、通常ゲームよりスピーディ。
心理戦や駆け引きがさらに重要になります。
タイブレークでの逆転劇もよくありますよ!
③フォールト・ダブルフォールト
フォールトはサーブが失敗した時の判定。
2回連続でサーブミスをすると「ダブルフォールト」となり、相手のポイントになります。
サーブは慎重に!落ち着いて打ちましょう。
プロでもダブルフォールトはたまに出ます!
④ノーアドバンテージルール
ノーアドバンテージルールは、デュース時に1ポイントで決着がつく方式です。
主にジュニアや草トーナメント、ダブルスで採用されることが多いです。
「早く終わらせたい!」という時に便利なルール。
大会ごとにルールが違う場合があるので要チェック!
今回は「テニス デュースとは」について、意味やルール、実践で役立つコツまで詳しく紹介してきました。
デュースはテニスの醍醐味がギュッと詰まったルールです。
ルールをしっかり知っておくと、プレーも観戦ももっと面白くなりますよ。
初心者さんも、これからテニスを始める方も、ぜひ今日から「デュース」の駆け引きを楽しんでみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!